2024年度活動紹介

特別支援学校支部 人事に関する申し入れ                 2月10日(月)県庁

 支部長、分会長、寄宿舎部長等12人が参加しました。

 冒頭に、支部長から「人事異動は、異動者にとっては働く環境が大きく変化するもの。組合員が心身ともに健康で意欲をもって働き続けることができるように、人事異動や人員配置について現場の声を届けさせていだたきたい」との挨拶がありました。

重点項目として以下の2点を申し入れました。

    ①人事異動は本人の希望・健康状態・家庭の事情・通勤距離等を十分考慮して行うこと。各校における人事異動希望調査やヒアリングは、本人の希望や意向を十分確認し納得のいくものとなるよう管理職に働きかけること。

     ②寄宿舎指導員の配置については、寄宿舎在籍児童生徒数だけを基礎とせず、舎生の障害の重度化・多様化の実態に合わせた支援ができるよう指導員を増員すること。退職者に対する人員補充は正規職員とすること。

 

 県教委からは以下のような回答がありました。

   ①各学校の実情に応じて適材適所の配置を行っていきたい。異動希望のない在籍10年未満の方にも教員定数の関係から異動をお願いせざる得ないことがあることもご理解いただきたい。その場合は校長から丁寧な説明があるものと思っている。ヒアリングについては適切に行われるように引き続き指導していく。もし、ヒアリングの時におかしいと思うことがあれば、組合をとおして知らせていただきたい。

 

   ②舎生の数のみではなく、実態を考慮して適正な配置を行っている。今年度は3人を新規採用予定としている。今後も寄宿舎の運営に支障がでないよう必要な人員を配置していきたい。


こまどり支援学校 市教委交渉   

12月12日(木)高岡市役所

 こまどり支援学校分会から2人、本部から1人が参加しました。

 ①教科のバランスの取れた人員配置

 ②児童生徒と教員の男女比のバランスが取れた人員配置

 ③県立学校との相互交流人事をすすめること

 ④校舎の破損個所の迅速な修繕 などを申し入れました。

 

 高岡市教委からは以下の回答がありました。

 ①できる限り教科のバランスが取れた配置をしたい。

 同性介助をしやすくするためにも、児童生徒の男女比率を配慮した配置 となるように、可能な限り配慮していきたい。

 ③障害の重度重複化多様化に対応した教育活動の充実化をはかるために引き続き県教育委員会へ働きかけていきたい。

 

 ④修繕箇所は学校の施設要望からのヒアリングや直接連絡を受けながら、緊急度、優先度を踏まえて、手法も含めて決定している。施設全体が老朽化していることも踏まえて、今後もできるだけ丁寧に対応するように努めていきたい。 


 

 

寄宿舎教員部交渉

10月28日(月)県庁

寄宿舎教員部交渉では、3つの重点について各学校の状況を説明しつつ、申し入れを行いました。

<重点申し入れ>

①現行の寄宿舎指導員を正規採用者で増員すること。また会計年度任用職員を臨任または正規採用者とすること。

②再任用を含む退職者の補充は新規の正規職員とすること。現在欠員代となっている講師等の配置を正規職員とすること。

③生活の場である寄宿舎の居住性を高めるため最大限の努力をすること。老朽化したしらとり支援学校の寄宿舎の全面改築及び地震で破損した箇所も含め、施設設備の不備の解消に努めること。

 

 

<県教委回答>

①舎生減少を考え、より長期的な視点に立って適正な配置とするよう検討する。今後とも必要な人員の確保に努めていく。

②舎生数の変化や再任用の動向などを踏まえて引き続き対応していきたい。

③学校施設長寿命化計画に基づき、築80年まで延命する長寿命化型にて具体的な老朽化対策をすすめてる。しらとり支援学校の寄宿舎は築40年以上経過しているが、概ね堅牢な状態であり、ただちに全面改築をする状況にないが、不都合については内部の部分改修に積極的にとりくんでいる。地震の被害についても適切にとりくんでいる。今後も学校からの意見、緊急性、必要性を十分勘案しながら適切に対応する。


 

特別支援学校支部県教委交渉

10月23日(火)県庁

 

特別支援学校支部県教委交渉では、3つの重点項目と各分会からの要求を県教委へ伝えました。          

重点要求項目

県教委回答

①スタッフ職SSS,の配置ICT支援員、給食配膳員、介助員、看護師、SCSSWPTOTSTなど)の配置

①予算的にも大変厳しいが、各学校の業務量、内容を把握して適切に配置する。

②月45時間以内の時間外在校等時間の遵守

②時間外月80時間を超える場合は面談を実施して業務量の調整をしている。

③エアコンの修理、設置

③体育館へのエアコン設置は各学校で最適な設置方法の調査をすすめている。

 

 各分会からの要求に対しては「視覚障害の教員へ読み上げデータでの配付」「炊事員を1人確保」「増築は将来推計等も見て検討する」「修繕は学校から順位をつけて要望してもらっているので、緊急性の高いところから対応していきたい」「要望の場所での駐車スペース設置は難しいため、別の場所に設置したいと考えている」「看護職員の配置は急な退職などで一時的に不足したが、引き続き必要な配置をしていきたい」「業務内容は増えているが今年度から配置された地域就労支援アドバイザーは週30時間勤務で昨年度までの週27時間より増えている」などの回答があった。(申入内容の詳細は各分会分会長にお問い合わせください)


 

第41回寄宿舎教員部総会

7月5日(金)自治労とやま会館

 

第41回寄宿舎教員部総会が開催されました。

総会では、寄宿舎の施設設備の充実や寄宿舎指導員の増員などをめざす2024年度運動方針案、予算案などが賛成多数で可決されました。

最後に新部長の「がんばろう!」で一致団結して活動にとりくむことを確認しました。


 

第78回特別支援学校支部総会

6月21日(金)パレブラン高志会館

 

第78回特別支援学校支部総会が開催されました。

総会では、知的障害特別支援学校の児童生徒数増加に対する対応やすべての教職員への賃上げにとりくむことの確認、予算についての質問などがありました。

最後に新支部長の「がんばろう!」で、今年度も特別支援学校支部一丸となってとりくんでいくことを確認しました。

 


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教育会館外観
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